壮快2012年10月号
痛みがひどくて仕事もつらい頸椎ヘルニアの多くの症状を微生物酵素が改善 二〇年前の交通事故のムチ打ち症の影響で、二〇一一年八月、突然首の痛みに襲われ、頸椎ヘルニアと診断されました。頸椎ヘルニアは、背骨の椎間板の中心にある髄核という柔らかい部分が、なんらかの要因で飛び出して、神経を圧迫する病気です。とにかく痛みがひどく、眠れず、食欲もなく、何をするにも意欲がわいてきません。飲食業を経営する仕事柄、お客様には笑顔で接するよう努めていましたが、とても無理な状態です。作り笑いひとつできず、話すことさえつらく、同じ姿勢で三分間も座っていられない、ひどい状態でした。 整形外科では手術を勧められましたが、できれば自然治癒力(人間が持っている自ら病気を治す力)で治したいと思い、サプリメントの摂取、ペインクリニックでの痛み止めのブロック注射、経口薬を服用しました。しかし、意識が遠のくような副作用もあり、車の運転もできませんでした。そんなとき、いつも飛び抜けて元気なお客様が、いい結果が出るかもしれないと勧めてくださったのが、微生物酵素です。とにかく早く治したいと、十月から飲み始めると、すぐに食欲が出てぐっすり眠れるようになりました。十一月には少しよくなってきたことを感じ、週に三回のブロック注射が一回に減少しましたが、背骨や首の脱力感はまだありました。そして、十二月にはブロック注射は半月に一回になり、体が軽くなってきました。二〇一二年の一月には痛みは全くなくなり、病院には行かなくなりました。現在は疲れたときに微生物酵素をとるだけです。
微生物酵素をとり始めてすぐ、食欲が出たことに驚きました。食は元気の源です。おかげさまで、笑顔で過ごせる毎日です。

微生物酵素の糖脂質がマクロファージを活性化し病気を治す 医学界が探し求めてきた理想的な糖脂質 私が考案した自律神経免疫療法(自律神経を調整し、免疫力を高めることを目的とした治療法)では、白血球中のリンパ球の割合を重視してきました。しかし、最近わかってきたのは、治癒へのカギは、白血球中の単球(マクロファージ)にあるということです。
単球がふえていく人は、病が治癒に向かっていきます。単球は血管の外に出ると、マクロファージになります。どうやらこのマクロファージが体内の不要なもの、 有害なものを処理するためにふえ、処理が終わると、元の数に戻っていくようです。マクロファージは、原生生物のころから存在し、リンパ球や顆 粒球の生みの親ともいえる細胞で、免疫反応の最初には司令塔として働き、最後には有害物質や不要な物質を食べ尽くして、後片づけを行います。
二年前から臨床に用いている微生物酵素がマクロファージを活性化することは、東北薬科大学の石川正明教授の基礎研究では証明されていましたが、最近、新たなことがわかりました。微生物酵素は水や土を浄化する仕組みを自然の中の一つの存在である人間にも応用したものです。微生物がつくり出すビタミン、ミネラル、ホルモン、アミノ酸、核酸、補酵素などの天然の生理活性物質と、微生物由来の糖脂質を含んでいます。マクロファージには、この糖脂質をキャッチするレセプター(受容体)があり、糖脂質がレセプターに付着すると、マクロファージの機能が活性化し、ほかの免疫細胞まで活性化されることが解明されました。患者さんの多くに共通する症状である、頻繁なガス、ほてりやのぼせの改善、便秘や軟便の解消、排泄物やガン特有の体臭の消滅、痛みの減少は、活性化の証だったわけです。関節リウマチやアトピー性皮膚炎などの患者さんの中には、微生物酵素との併用による効果を実感している人もいます。本来、糖脂質は身近な自然の環境の中に多くあるものでした。豊かな自然環境で収穫された野菜や果物を食べて、糖脂質を知らず知らずにとり入れていたのです。ところが、自然の環境から人工的環境への変化が、糖脂質の摂取を低下させました。さらに、近代化した衛生的な場所では、微生物も糖脂質の量も少なくなります。糖脂質は環境から与えられる優れた免疫活性化物質だったため、減少により、アトピー性皮膚炎などの現代病が発症しているともいわれています。医学界では八〇年以上も前から、その免疫力を高める作用に注目し、研究が続けられています。糖脂質を含んでいる微生物酵素はマクロファージを活性化し、免疫を高める物質そのものといえるでしょう。微生物酵素が土や水の浄化に役立つと聞いて、すごいものに違いないと直感しましたが、やはり本物でした。人間は、どうしても地球の環境に影響を受けざるをえません。土や水、空気は、最終的に人の健康には欠かせないものです。私の治療効果がいっそう早くなった要因の一つに、微生物酵素があるかもしれません。巡り合えたことに感謝しています。