壮快2013年10月号
微生物酵素は体を浄化して炎症や痛みを抑え生活の質を高める炎症を抑制して痛みを軽減する私は、20代から薬剤師として薬の副作用軽減や心のケアの重要性を痛感してきました。そして、患者さんのための自然な補助療法について考えるようになり、薬膳スパイス、漢方薬、マクロビオティックなどを勉強しました。それらの中で私が選んだのは、アロマテラピーでした。植物の精油を使った芳香療法です。香りの働きを活用することで、心身のケアとリラックスにより、患者さんの生活の質(QOL)を高められるのです。 現在、私は都内医療機関にてサポーティブケアを担当し、患者さんの痛みやストレス、恐怖や不安を緩和するための相談を受けています。また、医療や介護に関わるかたに、メディカルアロマの普及教育を行っています。その活動を通じて出合ったのが微生物酵素です。 微生物酵素には、微生物自身が作り出すビタミン、ミネラル、ホルモン、アミノ酸、核酸、補酵素などの生理活性物質や、微生物由来の糖脂質が含まれています。食品を熟成発酵させた酵素とは、全く異なります。開発者の戸田順博氏は、自然科学に精通した人で、土壌や湖水の浄化に成功しています。戸田氏はある日、懇意にしている鏑射寺(兵庫県)の和尚様から、「人体にもいくつもダムがある、体の浄化はしないのか」と言葉をかけられ、微生物酵素を体に応用したそうです。人間の腸内には、無数の微生物が棲息しています。腸内細菌のバランスは、体内の浄化にかかわっています。東北薬科大学・石川正明教授が行った微生物酵素の基礎研究では、免疫力の上昇、炎症の抑制、疲労や痛みの軽減などが報告されています。
では、微生物酵素を取り入れている関節リウマチの患者さんの状況をご紹介しましょう。 菊池佳子(仮名・岩手県。64歳)が、変なカゼ(本人談)を引いて突然呼吸困難となり、病院へ駆け込んだのは2011年の春でした。CT画像の結果、診断は特発性間質性肺炎でした。この病気では、肺胞壁に炎症が起こり線維化するので、呼吸をしても酸素と二酸化炭素の交換ができにくくなります。当時、菊池さんのステロイド剤の使用量は、1日に12粒。その副作用で、糖尿病を併発しました。免疫力を上げるものが必要だと感じた菊池さんは、微生物酵素をとり始めました。すると、早くも翌月には、体が回復するのを実感したそうです。タンが出やすくなり、セキ込むことも熱が出ることもなく、なにより、体が疲れにくくなりました。2ヵ月後には便秘も解消され、日中は酸素吸入をしなくとも台所仕事をこなしたり、ゆっくり歩いたりできるようになりました。CT画像の肺の曇りも、きれいになりました。ステロイド剤の使用量もへり、炎症も糖尿病の数値も下がっています。ところが、2012年の9月、ひざが腫れて歩けず、手の指を曲げると痛みが走るようになりました。診断は、関節リウマチでした。発症の直接のきっかけは、クーラーで体を冷やしすぎたことだったようです。医師からは、以前の間質性肺炎と今回の関節リウマチとの関係を指摘されました。それでも、菊池さんは微生物酵素をとり続け、現在、痛みは引いたようです。検査数値は完全には改善されていませんが、主治医からは「痛みも腫れもないのは異例だ」といわれているそうです。「微生物酵素で関節リウマチを克服できた、といえるようになるのを楽しみにしている」と、菊池さんからは頼もしい言葉をいただきました。私は、微生物酵素は、生命エネルギーを活性化させる浄化セラピー法と感じています。