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 血球の中で最も多い細胞です。全身へ酸素を運ぶ重要な役割を担っています。
 
      ・大きさ ――― 7〜8μm
      ・数   ――― 男性430〜570万個/μl  女性390〜520万/μl
      ・形   ――― 核がなく、真ん中がわずかにくぼんだ円盤状
       ・寿命  ――― 約120日(骨髄で作られ肝臓・脾(ひ)臓で壊される)



  赤血球は、細胞の中に「ヘモグロビン」というタンパク質を持っています。これは「ヘム」という鉄を含んだ色素と、「グロビン」というタンパク質からできおり、赤血球の重量の3分の1を占めています。鉄は酸素とくっつきやすい性質(酸化)があるため、鉄分を含むヘモグロビンによって酸素が全身に運ばれているのです。また、酸化鉄は赤色を示します。血液の赤色は、ヘモグロビンに含まれる鉄が酸化した色なのです。

◆鉄欠乏貧血って何?

 鉄が少なくなると、十分な量のヘモグロビンが作られなくなり、貧血になる場合があります。これが日本人に最も多い、「鉄欠乏性貧血」と呼ばれるタイプの貧血です。過度のダイエットなどによる栄養不足や、腸からの鉄分の吸収が不十分な場合、生理の出血や子宮筋腫などの要因によって鉄分が不足することで起こります。


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◆男性は貧血になりにくい?!
  女性は、生理・妊娠・ダイエットなどで、男性に比べると貧血になりやすい傾向にあります。また、もともと女性の方が、男性に比べて赤血球の数が少ないことも大きな原因になっています。
 なぜ、男性の方が赤血球数が多いのでしょうか。これは、男性ホルモンが深く関係しています。血球の元となる造血幹細胞が赤血球へと変化するためには、「エリスロポエチン」と呼ばれる腎
   
臓で作られるホルモンが必要ですが、実はこの合成を促しているのが男性ホルモンなのです。そのため、男性の方が赤血球は多く作られます。ただし、男性ホルモンは70歳前後より減少するため、それ以降は赤血球数の男女差が縮まっていきます。







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