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  <お天気と関節痛>


  皆さんも一度は「天気が悪いとおじいさんの神経痛がひどくなる」と
 いった話を耳にしたことがあるのではないでしょうか?
 『古傷が痛むと雨』ということわざが示すように、昔から関節痛や
 神経痛などの持病を持つ人は天気の変化に敏感だと言われています。

  近年の研究で、これらの症状の発現と気温や気圧・湿度などの気象条件には深い関係があることが明
 らかになっています。中でも腰やひざなどの節々の痛みは、季節の変わり目や梅雨など、気圧が低下す
 る時期に特に悪化することが多いようです。原因としては、自律神経や体液バランスの変化により、体内
 で炎症反応を引き起こす物質が増加することがあげられます。
 また、冷えや湿度の上昇も痛みを助長させる原因となるため、気象情報をこまめにチェックして対策を心
 掛けたいものです。

  炎症には、免疫細胞の働きが深く関係しています。免疫は、もともと私たちの体を守るた
 めに働く機能のことですが、それが過剰に反応したり、暴走してブレーキが効かなくなると、
 体に様々な支障が生じます。炎症もその一つなのです。


   免疫細胞が出す物質によって、炎症が引き起こされて痛みが起こり、さらには軟骨の
 障害にもつながっていることが最近の研究で明らかになりつつあります。
   関節による炎症、さらには軟骨の損傷を抑えるためには、免疫細胞を適切
 に働かせることが重要です。そのためには、シソやショウガなどの炎症を抑制
 する効果のあると言われる食品を摂ったり、時には免疫力を強化するサプリメ
 ントや健康食品を上手に利用してみましょう!
炎症と免疫の深〜い関係
  関節を冷やさない、
  なるべく負担をかけない
  冷えて関節の血流が悪くなると、痛みが出やす
  いので、膝掛け・重ね着などで保温を心掛けま
  しょう。
サポーターは関節の固定・保護にも便利。

保温&保護
 軽い運動や体操
 で筋肉を鍛え、骨
 格を支える力を強
  くする。
 
   家でも出来る
   簡単なトレー
   ニングには
   
足助体操
   オススメ

  適度な運動で血流を良くすると、炎症が治まり関節
  組織の新陳代謝もアップします。ただし、痛みが激し
  い場合は動かさず安静にしましょう。

筋肉を鍛える
 軟骨細胞の再生を促す栄養
 素を含む食品を摂取する。
  例) エビ、カニ、オクラ、
  なめこ、山芋、鶏手羽先、
  牛スジ、豚足、フカヒレ など
  これらの栄養素は、動植物性を問わずにネバネバ
  したものや、動物の皮や骨に多く含まれています。

食品で補う
  体重が増加すると、
  特にひざ関節に負担
  がかかります。過食
  を避け、腹八分に!
  ひざには普通に歩いている時でも体重の約3倍、
  階段では約5倍もの負担がかかるといわれてい
  ます。

肥満に注意
       変形性関節症は、長い時間をかけて徐々に進行します。関節に負担をかけない
       日常生活を心掛けましょう。
日頃から心がけよう  −対策編ー
    関節全体は、関節包かんせつほうという袋に包まれていて、その内側にある滑膜かつまく滑液かつえき(関節液)
   を分泌し、関節の動きをスムーズにして、軟骨に栄養を与えています。
     軟骨がすりへると、死んだ軟骨細胞のかけらが関節包の中に飛び散って滑膜を刺激
   し、炎症(痛み)を引き起こします。


<抜くとクセになる水!?>
    ひざ関節に炎症が起きると、滑膜から滑液(関節液)が大量に分泌されてひざに
   まります(関節水腫という)
    この状態を「水が溜まる」と表現し、ひざの曲げ伸ばしが不自由になったり、痛み
   が出ることがあります。
    水を抜いてもひざの炎症が治まっていなければ、水はまた溜まります。そのため
   「クセになる」という言い方が使われるようです。改善するためには、根本原因の炎
   症を鎮めることが肝心です。
痛みの原因は炎症
    変形性関節症の多くは、加齢による筋肉の衰えや肥満・無理な動作などが関節への
  負担となり、骨と骨が直接ぶつからないようクッションの役割を果たす関節軟骨がすり減
  ることにより発症するとされます。


   男性より女性に多く、50歳以降になるにつれて増えることや、体重の負担が直接かか
  るひざ関節に多く見られることが特徴です。
   また、何年もかけて良くなったり悪くなったりしながら、除々に進行していきます。
変形性関節症とは
               一口に関節の痛みといっても、様々な原因があります。
         
      
外傷(ケガ)


  軟骨の半月版などが
  傷つき、膝に痛みが
  起こる。特に激しい
  スポーツなどで多い。


  自己免疫疾患(リウマチ)

  免疫反応の異常で、自分
  の組織への攻撃が起こり、
  関節に炎症を起こす。




                 変形性関節症へんけいせいかんせつしょう

  関節軟骨が加齢や使いすぎによってすりへり、
  炎症を起こす。進行すると、骨が徐々に変形していく



  
        感染症

  細菌などが関節に入り、
  炎症を引き起こす。




       痛風

  体内の代謝異常でできた
  物質(尿酸)が原因で、主
  に足の付け根に炎症を起
  こす。


     階段の上り下りが辛い」「季節の変わり目は節々の調子が良くない」
    など、関節の痛みに心あたりはありませんか?今回は主に加齢に伴って
    発症する変形性関節症へんけいせいかんせつしょうをご紹介します。
主な関節痛とその原因
<参考図書・資料>
・「関節炎」 クレア・ルウェリン著・横山達也監訳
・「関節痛−つきあい方と治療法ー順天堂大学医学部編
病気解説シリーズ 関節痛


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