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<参考図書>
・「自律神経失調症を治す本」 村上正人・則岡孝子(主婦と生活社) ・「自律神経失調症」 河野友信(主婦の友社)
・「図解 安保徹の免疫学入門」 安保徹監修(宝島社)          ・「図解雑学 呼吸のしくみ」 北一郎(ナツメ社)
・「笑いの効能」 TFKホームページ

自律神経のバランスを整えることは健康維持には欠かせない要素です。
臍下丹田(セイカタンデン)呼吸法や爪もみ、笑いによるストレス解消など、手軽に
自分自身で行なえるこれらの方法で積極的に自律神経に働きかけましょう。
   ストレスがかかると、酸素の消費量が増加してエネルギー代謝が盛んになるので、
  タンパク質やビタミン、ミネラルなどを豊富に含んだバランスのよい食事を心がけましょう。


■■ ストレスに関係する栄養素と食品 ■■

タンパク質 ストレスを受けると副腎皮質(フクジンヒシツ)ホルモンによってタンパク質の分
解が進むので、補充が必要。
 ★肉、魚介類、低温殺菌牛乳、乳製品、豆類など
ビタミンC 副腎皮質ホルモンが消費されると体内で合成するために必要となる。
 ★抹茶、イチゴ、キウィ、小松菜、ブロッコリー、サツマイモなど
ビタミンB群
(B1・B12・B16)
脳や神経細胞の働きを活性化させたり、タンパク質や脂質の代謝を助ける。
 ★豚肉、レバー、大豆、ゴマ、バナナ、マグロ、さんま、魚介類など
ミネラル カルシウム:脳細胞の興奮を抑えたり、細胞間の情報伝達に関係する。
 ★低温殺菌牛乳、乳製品(チーズ)、小松菜、大豆など
マグネシウム:カルシウムの働きを調整。
 ★ナッツ類、大豆、ゴマ、わかめ、ひじき、納豆など
A〜食品〜
   自律神経の調子を整える簡単な方法として、
   弊社では「爪もみ」をおすすめしています。爪の
   生え際は動脈と静脈をつなぐ血管が集まるとて
   も重要な場所で、ここを揉(モ)むことで副交感神
   経が刺激され(血流の改善)、交感神経に偏り
   (カタヨリ)がちな自律神経のバランスを整える効果
   があると考えられています。電車での移動中や
   イライラしがちな会議中など、いつでもどこでも
   手軽にできる健康法としてお勧めしています。

 「痛いけど気持ちいい」
 程度の強さで、薬指を
 除く8本の指を10秒ず
 つ揉む。
 1日2〜3回が目安





 ※薬指は交感神経を刺激
       するので避けてください。
      自律神経に働きかけよう @〜爪もみ〜
  ストレスによって刺激を受けた脳は、肉体的・精神的にかかわらず「不快」と判断
 すると、交感神経を興奮させて呼吸や脈拍の増大、血圧上昇、発汗、内臓の血管
 収縮などによって対処します。これらは本来、動物が自らの生命を守るために
 備わった防衛反応であり、生命の危機が回避されると元の安定した状態に戻り
 ます。

 

   しかし、現代社会のストレスは、仕事や家庭、人間関係の悩みなどで起こる
 不安・怒り・恐怖といった感情的で長期にわたるものです。慢性的なストレスに
 さらされると、交感神経の緊張が続き、免疫系やホルモン分泌の働きが低下する
 など恒常性維持機能(コウジョウセイイジキノウ)に支障が出た結果、様々な病気が起こる
 のではないかと考えられています。
   例えば、交感神経が亢進(コウシン)すると副腎髄質(フクジンズイシツ)からストレス
 ホルモンと呼ばれるコルチゾールやアドレナリン、ノルアドレナリンが分泌されます。
 これらの血中濃度が高まると高血圧症やうつ病、免疫力の低下を招くことが次第に
 明らかになってきています。
     前回に引き続き自律神経のお話です。
     今回は、自律神経とストレスの関係を中心に、簡単に行なえる改善対策を
     ご紹介します。
ストレスと自律神経
B〜呼吸〜
  通常、自律神経は自分の意志で調節することはできませんが、唯一コントロール
 できるのが「呼吸」です。興奮して浅く、荒い呼吸になっている時に深呼吸をして気
 分が少し落ち着いたという経験はありませんか。これは、自律神経が交感神経優位
 から副交感神経優位へと移っていくためです。
  普段無意識に行っている呼吸の速さや回数を
 深呼吸で意識的にコントロールすることにより、
 自律神経に直接働きかけバランスを調整するこ
 とが可能になります。
  また、時間や場所を選ばず、手軽にできること
 も大きな利点になります。

 詳しい呼吸法についてはコチラ
C〜笑い〜
  「笑い」は交感神経と副交感神経を適度に刺激するため、自律神経のバランスを
 簡単に整える方法の1つと言われています。胸・お腹・背中など色々な筋肉を使う
 ため、軽い運動をするのと同じ効果が期待できます。また、笑い終わるとゆったりと
 リラックスした気分にもなります。
  その他に、ガン細胞を攻撃するNK細胞の
 活性化・モルヒネの数倍以上の鎮痛作用を
 持つと言われるエンドルフィン(神経伝達
 物質)の増加などの効果が認められており、
 医療や福祉の現場で活かそうとする研究や
 取り組みが進められています。
病気解説シリーズ 自律神経 後編


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