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<参考図書>
・「図解 安保徹の免疫学入門」 安保徹監修(宝島社)        ・「高血圧」 新啓一 郎監修(主婦の友社)
・「高血圧マンガ読本」 藤井潤監修(メディカル・ジャーナル社)  ・「高血圧は薬で下げるな!」 浜六郎著(角川書店)
・生活習慣病予防シンポジウム(2006年12月6日)
   前編でも説明したように、ストレスも高血圧を引き起こす一因と考えられています。怒り・
  恐怖・不安といった慢性的なストレスによって交感神経が刺激され、強力な血圧上昇作用
  を持つホルモン(アドレナリン・ノルアドレナリン)の血中濃度が高まり、高血圧症を引き起
  こすというお話でした。

   このような場合は、まず交感神経側に偏ってしまった自律神経のバランスを元に戻すこ
  とが大切です。つまり、対になって働いている「副交感神経を活発にすること」が最も効
  果的なのです。
   睡眠を十分とり、普段の生活でストレスを解消できる自分なりの方法を見つけましょう。
  リラックスすると、交換神経の緊張がほぐれて副交感神経が優位に働き、血圧は下がり
  ます。
  なかでも深呼吸は、自律神経の作用を整える効果があることで注目されています。「吐く
 息」を長くすることにより、副交感神経が優位に働き、血圧が下がる(息を吐く時に脈が遅く
 なる)ことが様々な実験で確認されているようです。
  深呼吸の中でも特に「臍下丹田呼吸法」は、リラックス効果
 のみならず、必要量の酸素供給、内臓強化など様々な効
 果を得られると言われています。
  また、対策その2(運動編)でご紹介した有酸素運動の
 一つでもあり、道具や場所を選ばず、簡単に出来る健康
 法の一つとして弊社ではお勧めしています。
     
ストレスを感じたり、イライラ・情緒不安定になった時は意識して深呼吸をしてみましょう。
対策その3  リラックス編
   適度な運動は、心臓や肺の働きが活発になり血液の循環が促進されるため高血圧症
  の改善に役立ちます。その他には、身体の代謝がよくなることで肥満防止やストレス解
  消などの効果もあるようです。
  高血圧の人は身体に負担をかけるような激しい運動
  は避け、少し早足のウォーキングや軽いジョギング、
  ヨガなどの有酸素運動が適しているといわれていま
  す。まとまった運動の時間がとれないようであれば、
  階段をなるべく使う、1つ手前の駅で降りて歩くなど
  日常生活の中で意識的に身体を動かすことを心掛
  けましょう。
対策その2  運動編
  高血圧と食習慣には大きな関わりがあると
 いわれ、毎日の食事を見直すことにより改善
 できる場合もあります。過食を避け、塩分や
 栄養バランスのよい食事を心掛けるとともに、
 血管強化や降圧作用があるといわれる栄養
 素を含む食品を積極的に摂取するようにしま
 しょう。
   
栄養素 主な働き 多く含まれる食品
カリウム  ナトリウムの排泄促進  バナナ、キウイ、ひじき、ほうれん草
カルシウム  ナトリウムの再吸収抑制  低温殺菌牛乳、小魚、
 ヨーグルト、木綿豆腐
マグネシウム  血管に作用して血圧降下  あさり、ほたて、バナナ
 アーモンド、桜えび
たんぱく質  血管壁の強化  肉類、魚、大豆製品
EPA・DHA  血液をサラサラにし、
 血管の老化防止
 イワシ、アジ、サンマ、サバ等の青魚
タウリン  交感神経の働きを抑制  魚介類(イカ、タコ、カキ、アサリなど)
 ※弊社がお勧めする基本三食(低温殺菌牛乳煮干し抹茶)にも降圧作用の
   ある成分が豊富に含まれています。詳しくは
「食と健康」ページをご覧ください。
       前回に引き続き高血圧症のお話です。
     今回は、「自分でできる高血圧対策のヒント」についてご紹介します。
対策その1  食べ物編
高血圧対策は、「ちょっとした工夫と根気」が大切です。まずは血圧を上げる原因となっているストレスの発見に努め、食事の改善や運動を続け、できるだけ薬に頼らず「セルフメディケーション(自分の身体は自分で守る)」の意識を高めましょう。

病気解説シリーズ 高血圧 後編


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