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 水泳が喘息に良いという話をよく耳にしませんか。
喘息の症状改善には運動で体力を付け、心肺機能を高める必要があります
が、乾燥や温度管理のできない屋外でのトレーニングは、かえって発作を起
こしてしまうことがあります。
  その点水泳は、
@屋内プールは温かく温度も高いので
  発作を起こしにくい。
A水圧で自然と腹式呼吸になり、
  気管支が鍛えられる。
B水の冷たい刺激で皮膚が鍛えられ、
  身体の抵抗力が強くなる
                           などの利点があげられます。
 水泳は身体に負担をかけることなく行える全身運動です。子供の喘息だけ
でなく、大人の運動不足解消にもぴったりなスポーツといえるのではないで
しょうか。
肺炎に注意しよう
肺の強化に腹式呼吸!
【口から肺までの防御機能】

粘膜 血液 くしゃみ・咳



肺表面の粘膜には繊毛(せんもう)が生えていて捕らえた異物を、活発な動きで身体の外へ運び出している。
 

肺中のマクロファージ(免疫細胞)が異物を食べる。
    
異物が鼻の粘膜に付着したらくしゃみとして喉や気管に付着したら咳として外に排出される。
     しかし、いつも全てのしくみがうまく働く訳ではありません。これらの防壁が
    突破されると喘息や肺炎、肺がん、風邪などをはじめとする肺に関連する様々
    な病気が起こります。





姿勢が悪いと不健康?!
 肺は心臓をはさんで左右に2つあり、肋骨ろっこつと横隔膜に囲まれた臓器です。呼吸によって取り込まれた酸素は、気管支を通って肺の一番奥にある「肺胞」とよばれる“ぶどうの房”のような小さな組織へと送りこまれ不要になった二酸化炭素と交換されます(ガス交換)


 肺は臓器の奥まで空気を取り込むため、常に大気中の有毒ガスやちり・病原菌などの危険にさらされています。このため口・鼻、のど、器官、肺に至る呼吸器系には様々な防衛機能がはりめぐらされているのです。

     呼吸だけでなく、体温調節や皮膚の状態、免疫力にも深く関係している「肺」。
     冷たい空気や乾燥に弱い臓器といわれています。どんどん寒くなり、空気が渇き
     がちなこれからの季節は、肺を取り巻く筋肉や粘膜を鍛えて病気になりにくい
     身体作りを目指しましょう。
肺は何をするところ?
<参考図書>
・「健康への招待」 ティ-エフケイ株式会社
病気解説シリーズ 関節痛
喘息には水泳?
 呼吸には横隔膜を上下させる『腹式呼吸』と、肋骨を動かして胸を膨らませる『胸式呼吸』の2種類があります。私たちが普段無意識に行なっているのは胸式呼吸で、これは肺の約10%しか使っていない浅い呼吸と言われています。
 腹式呼吸は横隔膜が大きく上下するので、肺の強化に効果的です。また、肺の底まで空気を行き渡らせることができるので、十分な量の酸素を取り込むことができます。腹式呼吸には、その他にも様々な効果があります。気付いたときに意識して腹式呼吸をし、強い肺をつくりましょう。

【腹式呼吸】
          

         横隔膜が上下に動くことで
         肺が縦に大きく広がる。  



 呼吸をするときは、肺そのものが膨らむのではありません。肺を取り囲む肋間筋ろっかんきんという胸の筋肉や横隔膜などが拡張・収縮することで、空気の出し入れを行っているのです。
 猫背などの前かがみになる姿勢では、肺を動かす
筋肉の動きが小さくなるため呼吸が浅くなり、取り込
む酸素の量も少なくなります。
 酸素は生命活動に必要なエネルギーを作るため
に不可欠です。不足すると脳をはじめ内臓や筋肉
など身体全体の機能が低下し、様々な病気の原因
にもなります。体操や深呼吸などで縮こまった胸を
広げ、正しい姿勢を心掛けるようにしましょう。

・ガス交換がスムーズになる
・内臓が鍛えられる
・腸内細菌のバランスが
 良くなりお腹の調子を整える
 ウイルスや細菌などに感染して肺に炎症が起こった場合を肺炎といいます。
主な症状はせきたん、高熱、胸痛などですが、こじらせると命にかかわる重篤な
病気です。
 肺炎の原因となる病原菌は、普段の呼吸時でも鼻や口から侵入しています
が、健康な人ではのど・鼻の粘膜や免疫系の動きによって
排除されています。
しかし、病原菌の力が免疫力を上回ると病気になっ
てしまいます。
 特にお年寄りでは、免疫力の低下に加え粘膜の
運動や異物を排除する咳の反射が弱くなるため、
食べ物の残りかすや病原菌を含んだ唾液だえき・痰など
が間違って気管に入り肺炎を起こしやすくなります。
舌出し運動で喉の粘膜や筋肉を鍛えるとともに、雑
菌が繁殖しやすい口の中をしっかりブラッシングして
清潔に保つよう心掛けましょう。
肺を丈夫にしよう
    呼吸は自らの呼吸筋を使って大きな呼吸ができてこそ、たくさんの空気
  を吸い込むことができます。
  そのためには、日頃から肺を丈夫にする生活を心掛けることが大切です。
粘膜強化 水でのうがいや、「舌出し運動」で粘膜を
鍛え、ウイルスなどの異物の侵入を防ぐ。
呼吸・体操 体力的に腹式呼吸が難しい場合は、深呼吸でもよい。
また、足助式体操などでしっかり胸を広げて姿勢を整
える。
十分な加湿 呼吸器系は乾燥に弱いので、加湿器を使用するなどの
対策を。肺を潤すといわれる大根・梨・金柑などの食材も
有効。
              咳をすると辛いのはなぜ?
                 咳1回の消費カロリーは2kcal。これは、50回すると
                 約1.6kmのジョギングに相当するといわれています。
                 咳が長引けば体力を消耗し、呼吸器にも負担がかか
                 るためつらくなるのです。
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